ABOUT

コンテストについて

米百俵デジタルコンテスト(米100DC)は、
人材育成と未来への投資を惜しまない「米百俵の精神」が息づくまち、
新潟県・長岡で2020年にはじまりました。
ユニークな発想を持つ若者がチャレンジできる環境、
先端技術を取り入れた学びの場を提供することで、若い才能を発掘し、
支援していきます。

米百俵デジタルコンテスト(米100DC)の「米百俵」は、幕末から明治初期の長岡藩の歴史に由来します。
北越戊辰戦争に敗れた長岡藩。見舞いとして送られた百俵の米を、長岡藩大参事の小林虎三郎が「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と説き、売ったお金を学校教育(国漢学校)に充てます。国漢学校はその後多くの人材を育て、日本の発展に貢献しました。この、苦しいときでも未来を見据え行動する「米百俵の精神」は長岡の人々に受け継がれ、まちづくりの指針や理念として今日まで大切にされています。

特に2018年からは、長岡市として「長岡版イノベーション」を推進し、市政のあらゆる分野に先端技術や新たな発想を取り入れて、人材育成と未来への投資を行う「新しい米百俵」の実現に向けて取り組んでいます。
米100DCはこの取り組みの一環として、学生や若者が起業しやすい環境の創出、「楽しむ」から「学ぶ」そして「仕事」につながるコンテンツの提供、長岡の未来を支える産業人材の育成を目指し企画されました。

さらに長岡市では、米100DCも目指す、「人づくり」と「産業振興」を総がかりで支える地方創生の拠点として、国漢学校跡地に「米百俵プレイス ミライエ長岡」の整備を進めています。さまざまな人が行き交い、集い、人と人との対話や知を結び合わせることにより、新しい価値が創造される「米百俵プレイス ミライエ長岡」には、まちなか図書館をはじめ、子どもや若者向けの新しい学びの場、産業人の育成と産業基盤を強化する場などを検討しており、2023年度から順次オープンの予定です。

長岡版イノベーションについて
https://www.city.nagaoka.niigata.jp/shisei/cate01/ng-innovation.html

米百俵プレイス ミライエ長岡
https://miraie-nagaoka.jp

米百俵プレイスミライエ長岡先行事業

米百俵
デジタルコンテスト2022
(米100DC)

若い世代を対象に、アプリ、デジタル製品の「アイデア」を、2022年9月1日(木)から11月1日(火)まで募集します。1次審査、2次審査を経て、2023年2〜3月にグランプリと特別賞を選出し表彰します。優秀な作品はコンテスト終了後、アイデアの実現に向けて起業支援が受けられる予定です。

・起業支援メニュー(PDF)
新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、すべてをオンラインで開催します。状況に応じ、審査表彰が延期・中止・規模縮小される場合があります。
主催:
ながおか・若者・しごと機構
共催:
長岡市
協力:
長岡技術科学大学/長岡造形大学/長岡公務員・情報ビジネス専門学校
後援:
長岡市教育委員会/長岡大学/長岡崇徳大学/長岡工業高等専門学校/クレアヘアモード専門学校/晴陵リハビリテーション学院/晴麗看護学校/長岡介護福祉専門学校あゆみ/長岡こども・医療・介護専門学校/長岡こども福祉カレッジ/長岡崇徳福祉専門学校/長岡赤十字看護専門学校/長岡美容専門学校/新潟県厚生連中央看護専門学校/日本ビジネス公務員専門学校/北陸食育フードカレッジ/北陸福祉保育専門学院/悠久山栄養調理専門学校/長岡商工会議所/長岡地域商工会連合/大光銀行/第四北越銀行/長岡信用金庫/新潟縣信用組合/株式会社 日本政策金融公庫/長岡公共職業安定所/NCT/FMながおか80.7/新潟日報社/BSN新潟放送/NST新潟総合テレビ/TeNYテレビ新潟/UX新潟テレビ21
企画:
デザイントーク株式会社

OUTLINE

募集概要

1 募集内容

子どもの遊び、学び、暮らしを豊かにするデジタルプロダクトのアイデア

以下の2つの区分から募集します。
① スマートフォン・タブレットなどで動作するアプリ
② IoTデバイス

  • 応募者自らが作成した未発表のアイデアに限ります。
  • アプリ、IoTデバイスはプロトタイプや作動するものがなくてもかまいません。アイデアだけで応募できます。

2 募集期間

2022年9月1日(木)11時00分〜11月1日(火)17時00分

3 ヒント

課題発見、作品づくりの参考となるように、長岡市の小学生が想像する「こんなひみつ道具があったらいいな」のアイデア全263件のデータを提供します。
以下より閲覧、ダウンロードしてください。

  • 長岡市の小学生のアイデアは2022年7月に募集しました。
  • 応募にあたって小学生のアイデアを必ず取り上げる必要はありません。
  • CSV/XLSX形式のファイルはZIPでまとめてダウンロードされます。PCまたはiPhone iOS 13以降で利用してください。

4 応募資格

創造性を持ち、デジタル領域に関心のある若者
(1998年4月2日〜2010年4月1日生まれの者)

  • 居住地、職業(学生、社会人)を問いません。
  • 個人またはグループ(最大5人)。
  • グループの場合、全員が上記の年齢を満たす必要があります。

5 審査

表彰

  • グランプリ(1作品) Grand Prize 賞金30万円
  • 表現賞(1作品) Expression Prize 賞金8万円
  • 技術賞(1作品) Tech Prize 賞金8万円
  • 持続可能性賞(1作品) Sustainability Prize 賞金8万円
  • 中・高校生賞(1作品) Junior High and High School Students Prize 賞金8万円
  • 長岡市長賞(1作品) The Nagaoka Mayor’s Prize 賞金8万円

グランプリ受賞者にトロフィー、受賞者全員に賞状と新潟産米などの副賞を授与します。

  • 特別賞は他の賞と重複して選ばれることがあります。
  • 中・高校生賞は高校生以下の応募者を対象に選ばれます(グループの場合は全員が高校生以下であること)

1次審査

すべての応募作品の中から、審査員が以下の基準で審査した総合得点上位の作品が1次審査を通過します。1次審査通過作品には、約1ヶ月間の作品ブラッシュアップ期間が与えられ、審査員からのフィードバックを参考にして作品名、説明文、動画を作り直して再提出することができます。

・ 子どもたちの遊び、学び、暮らしを楽しくする
・ 表現力に光るものがある
・ 技術的に光るものがある
・ サービスとして光るものがある

2次審査

ブラッシュアップされた1次審査通過作品の中から、長岡市の小学生・審査員・特別審査員が選びます。長岡市内の小学生がWeb投票を行い、グランプリを決定します。特別賞として審査員が選ぶ表現賞、技術賞、持続可能性賞と、長岡公務員・情報ビジネス専門学校が選ぶ中・高校生賞、長岡市長が選ぶ長岡市長賞を各決定します。

審査員 (敬称略・順不同)

市原 えつこ

メディアアーティスト

早稲田大学文化構想学部表象メディア論系卒業。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。家庭用ロボットに死者の痕跡を宿らせ49日間共生できる作品《デジタルシャーマン・プロジェクト》で、第20回文化庁メディア芸術祭優秀賞、2018年アルス・エレクトロニカ栄誉賞を受賞。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)日本館基本構想事業クリエイター。
市原 えつこ

高瀬 章充

Socialups株式会社 代表取締役社長

久留米工業高等専門学校卒業後、筑波大学理工学群へ編入学。2011年大学院在学中にアプリ分析サービスを提供するフラー株式会社を共同創業。2015年株式会社空(現ハルモニア株式会社)創業、その後株式会社カカクコムを経て、2018年よりつくば市にてスタートアップ戦略策定に従事。2021年Socialups株式会社創業、新潟県南魚沼市や熊本県熊本市のスタートアップエコシステム拠点形成に取り組む。
高瀬 章充

改田 哲也

風の企画事務所 代表
長岡技術科学大学 アイデア開発道場 道場長

トヨタ自動車株式会社にて企業価値創造室、マーケティング開発部、商品企画部などに従事し、“ことづくり”“ひとづくり”を含めた企業価値づくりを推進。「TEDx東京2009」「TEDx札幌2013」にスピーカーとして登壇。2012年風の企画事務所設立、コンサルタントとして活動しながら、2015年より長岡技術科学大学 大学院にて技術科学イノベーション専攻教授を兼務し大学事業の次世代化に取り組んでいる。
改田 哲也

特別審査員 (敬称略・順不同)

長岡公務員・情報ビジネス専門学校

長岡駅近くにキャンパスを構えるビジネス総合専門学校。1981年開校以来、公務員、ビジネス、IT情報処理、CGデザインの各業界に延べ6500名以上の卒業生を輩出。現在8学科14コースを展開し、中越・上越エリア出身の学生を中心に、新潟市、県外からの学生も学んでいる。通常授業に加え、オンラインでの円滑なコミュニケーション技法や教材のデジタル化など、各分野におけるICT教育を推進中。
長岡公務員・情報ビジネス専門学校

磯田達伸

長岡市長

1951年長岡市生まれ。明治大学政治経済学部卒業後、長岡市役所入庁。2011年地域政策監、2012年副市長を経て、2016年長岡市長に就任。現在2期目。 市政のあらゆる分野に新たな発想や先進技術を取り入れ、市民生活の向上と産業の活性化を実現する「長岡版イノベーション」を展開。「米百俵の精神」が息づく長岡において、人材育成と未来への投資に取り組み、若者が失敗を恐れず、チャレンジできる環境づくりに力を入れている。
磯田達伸

6 応募方法

※募集を締め切りました(11/1)

募集要項をよく読み、オンラインで応募してください。
応募には、「作品名」「説明文」「動画」等が必要です。

問い合わせ

米百俵デジタルコンテスト事務局
ながおか・若者・しごと機構
〒940-0062
新潟県長岡市大手通2-6 フェニックス大手イースト7階
TEL: 0258-86-6008

contact@kome100dc.jp
https://n-wakamonokikou.net/