コンテストについて
米百俵デジタルコンテスト(米100DC)の「米百俵」は、幕末から明治初期の長岡藩の歴史に由来します。
北越戊辰戦争に敗れた長岡藩。見舞いとして送られた百俵の米を、長岡藩大参事の小林虎三郎が「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と説き、売ったお金を学校教育(国漢学校)に充てます。国漢学校はその後多くの人材を育て、日本の発展に貢献しました。この、苦しいときでも未来を見据え行動する「米百俵の精神」は長岡の人々に受け継がれ、まちづくりの指針や理念として今日まで大切にされています。
特に2018年からは、長岡市として「長岡版イノベーション」を推進し、市政のあらゆる分野に先端技術や新たな発想を取り入れて、人材育成と未来への投資を行う「新しい米百俵」の実現に向けて取り組んでいます。
米100DCはこの取り組みの一環として、学生や若者が起業しやすい環境の創出、「楽しむ」から「学ぶ」そして「仕事」につながるコンテンツの提供、長岡の未来を支える産業人材の育成を目指し企画されました。
さらに長岡市では、米100DCも目指す、「人づくり」と「産業振興」を総がかりで支える地方創生の拠点として、国漢学校跡地に「米百俵プレイス ミライエ長岡」の整備を進めています。さまざまな人が行き交い、集い、人と人との対話や知を結び合わせることにより、新しい価値が創造される「米百俵プレイス ミライエ長岡」には、まちなか図書館をはじめ、子どもや若者向けの新しい学びの場、産業人の育成と産業基盤を強化する場などを検討しており、2023年度から順次オープンの予定です。
長岡版イノベーションについて
https://www.city.nagaoka.niigata.jp/shisei/cate01/ng-innovation.html
米百俵プレイス ミライエ長岡
https://miraie-nagaoka.jp
若い世代を対象に、アプリ、デジタル製品の「アイデア」を、2022年9月1日(木)から11月1日(火)まで募集します。1次審査、2次審査を経て、2023年2〜3月にグランプリと特別賞を選出し表彰します。優秀な作品はコンテスト終了後、アイデアの実現に向けて起業支援が受けられる予定です。
・起業支援メニュー(PDF)募集概要
1 募集内容
子どもの遊び、学び、暮らしを豊かにするデジタルプロダクトのアイデア
以下の2つの区分から募集します。
① スマートフォン・タブレットなどで動作するアプリ
② IoTデバイス
2 募集期間
2022年9月1日(木)11時00分〜11月1日(火)17時00分
3 ヒント
課題発見、作品づくりの参考となるように、長岡市の小学生が想像する「こんなひみつ道具があったらいいな」のアイデア全263件のデータを提供します。
以下より閲覧、ダウンロードしてください。
4 応募資格
創造性を持ち、デジタル領域に関心のある若者
(1998年4月2日〜2010年4月1日生まれの者)
5 審査
表彰
グランプリ受賞者にトロフィー、受賞者全員に賞状と新潟産米などの副賞を授与します。
1次審査
すべての応募作品の中から、審査員が以下の基準で審査した総合得点上位の作品が1次審査を通過します。1次審査通過作品には、約1ヶ月間の作品ブラッシュアップ期間が与えられ、審査員からのフィードバックを参考にして作品名、説明文、動画を作り直して再提出することができます。
・ 子どもたちの遊び、学び、暮らしを楽しくする
・ 表現力に光るものがある
・ 技術的に光るものがある
・ サービスとして光るものがある
2次審査
ブラッシュアップされた1次審査通過作品の中から、長岡市の小学生・審査員・特別審査員が選びます。長岡市内の小学生がWeb投票を行い、グランプリを決定します。特別賞として審査員が選ぶ表現賞、技術賞、持続可能性賞と、長岡公務員・情報ビジネス専門学校が選ぶ中・高校生賞、長岡市長が選ぶ長岡市長賞を各決定します。
審査員 (敬称略・順不同)
市原 えつこ
メディアアーティスト
高瀬 章充
Socialups株式会社 代表取締役社長
改田 哲也
風の企画事務所 代表
長岡技術科学大学 アイデア開発道場 道場長
特別審査員 (敬称略・順不同)
長岡公務員・情報ビジネス専門学校
磯田達伸
長岡市長
6 応募方法
問い合わせ