長岡造形大学賞
受賞:
米百俵デジタルコンテスト2021 長岡造形大学賞
作品番号:
300009
作品名:
はかーる君
作者名:
中倉 拓哉(長岡工業高等専門学校)/ 清水 日菜子(長岡工業高等専門学校)/ 藤本 清太郎(長岡工業高等専門学校)
分類:
IoTデバイス
概要:
「はかーる君」は、塩や醤油などの調味料を容器のまま計量できるプロダクトです。料理に求められる、グラムや大さじなど単位が異なる計量をする難しさや、計量カップなどの道具を用意する煩わしさを解消し、子どもたちが料理のお手伝いを簡単にできるようにします。

受賞作品詳細

誰のためのデジタルプロダクトか

小学生や、小学生を持つ親やその家族。料理が好きな人、主婦、料理をする人。

遊び・学び・暮らしをどう楽しくするか

はかーる君は、暮らしの中の毎日の料理をとっても楽しくするプロダクトです。調味料を計量する際にいちいち計量カップや計量スプーンを洗って使わなければいけなかったものが、はかーる君があれば、調味料を容器のまま、液体固体関係なく計量することができます。

デジタルでどう表現するか

審査員の評価

「はかーる君」は、料理における計量の面倒さをどう解決するのかが明確だ。計量前後の差分をとるというアイデアを技術的に実現するために、プロトタイプをつくり検証している点も評価できる。2次審査の動画では、子どもが感じる料理の難しさを示し、「はかーる君」をどう使うのか、その価値をわかりやすくプレゼンテーションしていた。子どもに語りかけるナレーションも効果的だ。1次審査よりかなりブラッシュアップされた印象で、作品をより魅力的に感じた。開発が進み商品化されれば、子どもだけではなく、大人にとっても便利な調理道具となるだろう。

受賞者の声

今回、地元長岡で開催されたコンテストで長岡造形大学賞を受賞することができ、とても嬉しく光栄に思っています。今回のコンテストで自分だけでは気づけなかった新たな問題や改善点などを知ることができたので、今回の経験を生かしてこれからも人のためになるものづくりをしていきたいと思います。

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