グランプリ
受賞:
米百俵デジタルコンテスト2020 グランプリ
作品番号:
300004
作品名:
なぞなぞソープ
作者名:
古沢 菜月(長岡造形大学)
分類:
IoTデバイス
概要:
「なぞなぞソープ」はソープディスペンサーをプッシュするとなぞなぞが出題され、手洗いに最低限必要とされている30秒後に答えを教えてくれます。ついつい面倒と感じてしまう手洗いを楽しくするプロダクトです。

受賞作品詳細

誰のためのデジタルプロダクトか

子供が楽しく・きちんと手洗いをするのを手助けするIoTプロダクト。

遊び・学び・暮らしをどう楽しくするか

ソープディスペンサーをプッシュするとなぞなぞが出題され、最低限手洗いに必要とされている30秒後に答えを教えてくれます。手洗いの時間の目安の可視化し、子供が楽しく・きちんと手洗いをするのを手助けするIoTプロダクトです。

デジタルでどう表現するか

なぞなぞソープはソープディスペンサーをプッシュするとなぞなぞが出題され、最低限手洗いに必要とされている30秒後に答えを教えてくれます。手洗いの時間の目安の可視化し、子供が楽しく・きちんと手洗いをするのを手助けするIoTプロダクトです。

手洗いの歌などはすでに存在していますが、自分で歌ったり心の中で唱えたりしない限り、効力が少ないと考えています。コロナ禍で手洗いが重要視されている今、デジタルの力を使って、ソープディスペンサーをプッシュするとなぞなぞが出題されることによって、自然に手洗いの流れに時間の可視化ができたり、面倒と感じてしまう手洗いを少しでも楽しいものにしたいと考えています。

審査員の評価

新型コロナウィルス感染症の流行により重要性が高まった「手洗い」を課題としてとらえた作品である。子どもたちにとって面倒な時間を、「なぞなぞ」と結びつけることでわくわくする楽しい時間に変化させた。30秒という時間の使い方に明確な答えを提示するロジカルな視点と、帰宅しソープディスペンサーを押し、手を洗い、流し、拭くといった一連の行動に対するフィジカルな視点を持ちあわせている。ソープディスペンサーを押す=スイッチオンがアイデアの根源だ。1次審査後のブラッシュアップで、課題解決の本質は変化させずに、よりキャッチーでわかりやすいアイデアになったことも評価できる。なぞなぞというコンテンツを変更することで、幅広い年齢層にも受け入れられるだろう。

受賞者の声

グランプリがいただけるなんて思っていなかったので驚いていますし、大学4年間を過ごした長岡で開催されたコンテストで素敵な賞をいただけたのはとても光栄です。テーマがwith KIDSということで、ユーザー視点で考えるのが難しかったです。ただ、ユーザーの目線で物事を考えるのはすごく重要なことだと再認識しました。この春からはデザイナーとして就職します。ユーザー視点を大切に働きたいと思います。

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