在宅時間の増加や働き方改革で「誰か家族の1人が家事すべてを請け負う」ことが難しい家族。
家事の分担をする時にスマホを振っておみくじを振るような演出を加え、ランダムに分担を決めることにゲーム性を持たせるほか、分担を決める時間を短縮させました。家事の分担後も、残っている家事及び分担や家事が終わったことを、家族に簡単に送信できるようにもしてあります。
女性の社会進出が進む現代において、かつての「男は外で仕事をし、女は家で家事をする」という性別役割分業の意識は変化している。「家事」を誰が担うのかは、家庭内でよく問題になることだろう。「おみカジ」は、この面倒な家事分担に着目し、くじを引くという遊びを取り入れた点がおもしろい。分担だけではなく、家事をやり遂げるまでをひとつの楽しい体験としてとらえ、家族間のコミュニケーションを助ける機能を付けている点も評価できる。アプリとして開発できる実現性も高い。子どものお手伝いを楽しくするだけではなく、共働き夫婦など、現代の家庭に必要とされるサービスとしてのイメージがわく作品だ。
このたびは米百俵デジタルコンテスト2021で、持続可能性賞という素晴らしい賞を頂き誠にありがとうございます。アプリを制作するうえでチームの人とコミュニケーションを取りながら頑張ってきたことがこういった形で残ることをとてもうれしく感じています。今回のアプリ開発で身についたことを今後の人生に生かしていき、身の回りで起きている不便なことをITの力で便利にしていきたいと思います。